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HIDALGO

何度も見て、
久しぶりに見て、
やっぱりいいなぁ~
と思える映画。
邦題は「オーシャン・オブ・ファイヤー」。
実在の人物、フランク・ホプキンスと彼の愛馬、マスタングの「ヒダルゴ(Hidalgo)」にまつわる実話がベースです。
何年か前に、馬関係の友人から勧められて、レンタルで借りて見たのが最初。で、昨年まだ埼玉にいたときに、レンタル屋さんで「レンタル落ち500円」(!)で販売されていたのをGET!それからもう何回見たかな~。
日本ではあまり話題にならなかったようですが、「この間見たばかりだけど、また見たい!」と“禁断症状”(笑)を起こす稀な一本でした。
主演は「ロードオブザリング」のヴィゴ・モーテンセン。そしてそこに「アラビアのロレンス」で美しく逞しいアリーを演じたオマー・シャリフ!ときたら、それだけで見る価値があるかも。
何がいいって、「馬」と「人」との関係のあり方、あるべき姿、それを、フランクとヒダルゴの間に見ることができること。
そしてこの映画が、馬を「神の使い、聖なる存在」として崇め大切にしてきた二つの部族、アメリカ・インディアンとアラブ民族に光を当てていること。
彼らにとって、馬は「家畜」でも「使役動物」でもない、馬は神獣であり、友であり、宝であり、兄弟なのだ、人と馬は、そういうきずなで結ばれうる、結ばれるべき魂なのだ、ということが、映画全体から伝わってきます。
もちろん、映像や音楽もいいですよ(^^*
この映画についてのヴィゴのインタビュー記事がありました↓
http://tokyo.cool.ne.jp/athelas/interview21.htm
http://www.movies.co.jp/ocean/news/rainichi.html
ちなみに、「HIDALGO」のレーススタートシーンもすごかったけど、「アラビアのロレンス」で100頭以上いそうなアラブ馬が集団で駆け巡るシーンはもっとすごかったヽ(゚Д゚○)ノ CGとか映像編集のような技術がなかった時代だからなおさら。
この2本、まだご覧になっていない方は、お時間あるときにぜひ!(我が家は夜更かしして見てしまいますが^^;)
う~また見たくなってきた~(>ω<")
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
こちらは今日撮った決定的瞬間!(笑)
大胆にも母息吹に襲い掛かるアンヌΣ(´□` )
ここのところ朝のお決まりなのです…

アンヌ、あっという間に生後1ヶ月を過ぎました(*^_^*)
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バランスボール
室内で怪しげな光を放つこの球体は何かと言うと…

myバランスボールです。
「乗馬 うまくなるには」にも書いた、メアリー・ワンレスの"For the Good of the Rider"を読んでバランスボールの存在を知ったのは8年くらい前。当時はスポーツ専門店でもないと売ってなかったけど、今はLOFTとかでも普通に扱ってて、しかも安価。時代の流れを感じるなあ…。
ちなみに写真のmyバランスボールはLOFTで2000円くらいでした。確かこれで5代目。
昨年妊娠が発覚してからは乗ってなくて(馬には妊娠4ヶ月まで乗ってたけど・笑)、今日久しぶりに復活!……しようとしたら、購入時に付いてたポンプ式空気入れが失踪…仕方ないので口で膨らます。それだけでかなり腹筋使いましたよ…(ΘoΘ;)
乗ってみて意外な発見だったのが、妊娠出産前に比べて体の左右のバランスがかなり改善されている=体の歪みがずいぶん治っていた、ということ。
出産時は骨盤が一度左右に外れて再度結合するから、女性の体(骨盤)の歪みは出産で改善されやすい、と以前カイロの先生に聞いたことがあるけど、どうもそのおかげらしい。怪我の功名みたいなものかな?(笑)
というわけで、さっそくボールに揺られながら書いてみました。

myバランスボールです。
「乗馬 うまくなるには」にも書いた、メアリー・ワンレスの"For the Good of the Rider"を読んでバランスボールの存在を知ったのは8年くらい前。当時はスポーツ専門店でもないと売ってなかったけど、今はLOFTとかでも普通に扱ってて、しかも安価。時代の流れを感じるなあ…。
ちなみに写真のmyバランスボールはLOFTで2000円くらいでした。確かこれで5代目。
昨年妊娠が発覚してからは乗ってなくて(馬には妊娠4ヶ月まで乗ってたけど・笑)、今日久しぶりに復活!……しようとしたら、購入時に付いてたポンプ式空気入れが失踪…仕方ないので口で膨らます。それだけでかなり腹筋使いましたよ…(ΘoΘ;)
乗ってみて意外な発見だったのが、妊娠出産前に比べて体の左右のバランスがかなり改善されている=体の歪みがずいぶん治っていた、ということ。
出産時は骨盤が一度左右に外れて再度結合するから、女性の体(骨盤)の歪みは出産で改善されやすい、と以前カイロの先生に聞いたことがあるけど、どうもそのおかげらしい。怪我の功名みたいなものかな?(笑)
というわけで、さっそくボールに揺られながら書いてみました。
SEABISCUIT シービスケット
ご覧になった方は多いと思いますが…
映画の中で、シービスケットはもともと穏やかで優しい性格だったがために、調教師や馬主に「怠け者だ」と言われ、ムチでしばかれ狂ったように走らされ続けた結果、性格が捻じ曲がった手の付けられない凶暴な馬と化してしまったことが描かれている。
ゼットの調教に行った時に聞いた、場長の話と全く同じだ。
そのように聞く限りは、競馬界の人間はいったいどこまで馬のことを「本当に分かっている」のだろうか?と思わずにいられない。
クリス・クーパー扮するシービスケットの調教師、トム・スミスはもともと野生馬を捕まえて馴致・調教し、軍用馬に仕立て上げていたらしい。シービスケットの活躍で知られるようになるまでは無名の調教師。物静かで人とはほとんど喋らない代わり、いつもブツブツ独り言を言っていた。思うに、馬の声が黙っていても聞こえてきてしまう人だったのだろう。人は彼を「Silent Tom(沈黙のトム)」と呼んだ。
このトム・スミスがやがてシービスケットの馬主となるC.ハワードと初めて会うシーンで、トムが治療している元競走馬についてハワードがこう尋ねる。
"Will he race?" 「レースに出るのか?」
"No, not that one." 「いや、あれは無理だよ」
"So, why are you fixing him?" 「じゃぁなんで治療なんかしているんだい」
"...'Cos I CAN." 「…治せるからさ」
競走馬として生まれた以上、レースに出るのでなければその馬を持っていても意味がない。多くの人と同じ考えを、ハワードもしていたのでしょうね。
トム・スミスの単純明快な返答にはそれ以上ないくらいの重みがあります。
「沈黙のトム」の話は続く。
"Every horse is good for something.
(Even) he could be a cart horse or a lead pony...He's still nice to look at.
You know, you don't throw a whole life away just because he's banged up a little."
「どんな馬にも向いている役割ってものが必ずある。
あの馬だって馬車を引いたり、誘導馬にもなれるかもしれない。綺麗だから見るだけでもいいしな。
ちょっと駄目なところがあるからといって、命を奪うことはないじゃないか。」
(映画の字幕はどうしても字数制限があって意味などが短縮されているので、あえて全訳してみました。)
この最後の一言が、実は馬だけじゃなくて人間にとっても救いなんだ、という形で、映画全体を貫いて行くのですが…
今の人間は、おそらくこの言葉に表されている大切な「精神」というものを、忘れてしまっているような気がします。
動物が生きにくい社会は、人間も生きにくい。
動物を大切にできない社会は、人間も大切にしない。
そう思います。
映画「SEABISCUIT」 おすすめです。
映画の中で、シービスケットはもともと穏やかで優しい性格だったがために、調教師や馬主に「怠け者だ」と言われ、ムチでしばかれ狂ったように走らされ続けた結果、性格が捻じ曲がった手の付けられない凶暴な馬と化してしまったことが描かれている。
ゼットの調教に行った時に聞いた、場長の話と全く同じだ。
そのように聞く限りは、競馬界の人間はいったいどこまで馬のことを「本当に分かっている」のだろうか?と思わずにいられない。
クリス・クーパー扮するシービスケットの調教師、トム・スミスはもともと野生馬を捕まえて馴致・調教し、軍用馬に仕立て上げていたらしい。シービスケットの活躍で知られるようになるまでは無名の調教師。物静かで人とはほとんど喋らない代わり、いつもブツブツ独り言を言っていた。思うに、馬の声が黙っていても聞こえてきてしまう人だったのだろう。人は彼を「Silent Tom(沈黙のトム)」と呼んだ。
このトム・スミスがやがてシービスケットの馬主となるC.ハワードと初めて会うシーンで、トムが治療している元競走馬についてハワードがこう尋ねる。
"Will he race?" 「レースに出るのか?」
"No, not that one." 「いや、あれは無理だよ」
"So, why are you fixing him?" 「じゃぁなんで治療なんかしているんだい」
"...'Cos I CAN." 「…治せるからさ」
競走馬として生まれた以上、レースに出るのでなければその馬を持っていても意味がない。多くの人と同じ考えを、ハワードもしていたのでしょうね。
トム・スミスの単純明快な返答にはそれ以上ないくらいの重みがあります。
「沈黙のトム」の話は続く。
"Every horse is good for something.
(Even) he could be a cart horse or a lead pony...He's still nice to look at.
You know, you don't throw a whole life away just because he's banged up a little."
「どんな馬にも向いている役割ってものが必ずある。
あの馬だって馬車を引いたり、誘導馬にもなれるかもしれない。綺麗だから見るだけでもいいしな。
ちょっと駄目なところがあるからといって、命を奪うことはないじゃないか。」
(映画の字幕はどうしても字数制限があって意味などが短縮されているので、あえて全訳してみました。)
この最後の一言が、実は馬だけじゃなくて人間にとっても救いなんだ、という形で、映画全体を貫いて行くのですが…
今の人間は、おそらくこの言葉に表されている大切な「精神」というものを、忘れてしまっているような気がします。
動物が生きにくい社会は、人間も生きにくい。
動物を大切にできない社会は、人間も大切にしない。
そう思います。
映画「SEABISCUIT」 おすすめです。
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