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馬上の楽園
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DATE: 2006/02/24(金)   CATEGORY: 犬たち&猫たち
とある野良猫餌付け放置事件
・・・ただいま。

今日も闇にまみれて野良猫の保護に繰り出してきました。
こんなこと書いていないでさっさと寝たらいいのだけど・・・

問題が起きているのは、自宅から自転車で10分弱のところにある、
とある県営集合住宅(以下、U団地)の13号棟。
15年ほどまえから、この一室に住むおばさん(というか、そろそろおばあさん?)
が、団地周辺の野良猫に餌やりをしてきた。

かわいそうだから。その気持ちは、とりあえず分かる。
病気の子は、2,3匹部屋に入れてあげた。それもありがたい。
がしかし。
外にはいつも多数の野良猫が集まり、おばさんは朝と夕方の決まった時間に、
これまた大きなお皿を3つも4つも使って、
そのうえ住民の出入りする吹き抜けのすぐ脇で、
「あたしは餌やってますー」とばかりに堂々とご飯をあげる。

餌をあげるまではいい。
問題は、このおばさんが、これらの猫達に一切、
去勢避妊手術を施そうとしてこなかった事。

当然ながら、猫はどんどん増えた。
その数、一時期は20匹以上いたという。

15年前はどうだったか知らないが、野良猫問題に敏感な昨今、
住民が黙っているはずはない。
このおばさんに、餌やりを止めるか不妊手術をするか、
管理組合の組合長さんはじめ、何度も注意してきたそうだ。

でも、おばさんは「かわいそうじゃないのさ!」「何でうちが金払うのさ!」
で、まったく耳をかさなかった。そして猫はまた増える。

住民の中には猫が嫌いどころか嫌悪感を抱くようなアブナイ人もいて、
このU団地ではよく、猫が虐待され殺されたということを聞いた。

木陰で寝ている子猫の上に、大きな石を落として潰した。
同じく、昼寝をしている猫に、煮えたぎった油をかけて殺した。
人懐こいのをいいことに、棒で滅多打ちにして殺した。

そんな話が時々聞かれた。
ボランティア団体が2度ほど解決を試みて間に入ろうとしたけれど、
不妊手術を要求すれば、おばさんは「これは野良猫、私が金払う必要ない」、
では引き取ってボランティア側で不妊手術を、と申し出れば
「これはあたしの猫だ!邪魔するな!」とボランティアを追い返す始末。

ボランティアは撤退、警察も、おばさんと、猫をいじめたとされる
別のおばあさんに“注意”をしただけでおしまい。
その後も猫は増え、住民は怒り、おばさんはやりたい放題。

ここへきて、管理組合と住民が、ついに県にこの問題を訴え、
おばさんに立ち退きを求める動きが出てきた。
そして・・・
このおばさんから、ここでも何度か紹介した、私の犬猫仲間の奥さんに、
泣きの電話が入った。

「私追い出されちゃうかも知れないの。猫どうしよう。
このままだと県に殺される。でもうちでは飼えない。」

そうなると、私のところに当然SOSが入るわけで。
まずは奥さんを介して、避妊去勢手術にかかる費用は負担してもらう
ことを前提に、猫の引渡しを了承してもらい、
翌日すぐに猫達の保護に向かうことに・・・
聞くところによると、現在外に残っているのは3匹。
それならきっと数日内につかまるし、
なつこい子なら引き取り手も見つかるかもしれない。

ところが、翌朝になってまた電話がかかってくる。

「この猫達は、野良猫だ。あたしの猫じゃない。
あたしは善意で餌をやっているだけ。だからお金を払う義務もない。
だからもうこの猫達の事は知らない。協力もしない」

と。

あぁまたか。
面倒だ。金も惜しい。そういえば野良猫だ。だからあたしは関係ない。
もっともらしく、利己的に、そして簡単に、命を放り出す人間。

頭おかしくなりそう。

それでもなんとか、保護に出向く。
だって猫達の命がかかってる。

しかし、U団地に着いて目にしたのは、聞いていたのとは違いすぎる現状だった。
その時確認しただけでも、猫の数は7匹、
うち3匹は三毛なので、99.9%メスに違いない。
そしておそらくそのうちの1匹は妊娠している。
立ち退きをほのめかされてから、1週間ほど餌はやっていないと
おばさんは言っていたが、なんのことはない、
相変わらず大きなお皿に餌がてんこ盛りになっている。

これでは住民はたまらない。
きちんと不妊手術を徹底し、できるなら里子に出すなどして、
数を最小限にコントロールしてさえいれば、まだ問題にならずにすんだと思う。

猫を放棄したはずのおばさんが、なぜかそこに仁王立ちになっていた。
餌やりを直ちに止めて、保護をさせてもらいたいと求めると、
おばさん、目の色を変えてこう言った。

「あなた誰よ?あたしはどかないよ。一体何する気よ!」

一緒に来ていた奥さんが、昨日話した動物保護の人だよ、
と説明しても、聞く耳持たず。

「一体何するの!この猫達は野良なんですよ!手出さないで!」

「野良だから、ここでこんなに増えたら困るんでしょう。
おばさんが、自分ではもう何もできない、不妊手術をする気もない、
というから、こうしてやってきたんですよ」

「冗談じゃない、あたしはね、ここで10年以上も猫達に餌やってきたんだよ。
この猫達はあたしのもんだ!アンタなんか呼んだ覚えない」

わたしも、いい年のおばさん相手に、冷静でいようと思ったんですよ。
でも、犬猫のことになったら、導火線3センチですから。

「いい加減にしてください!増やすだけ増やしておいて、
住民に目の敵にされたこの子達が不幸になるんですよ!
手術のお金を出すつもりもないくせに、何が“あたしの猫”だ!」

「なんなのよ、アンタ!金出す気もないくせにって、失礼じゃない!
そんな言い方する人には猫渡したくないね!帰れ!」

「この子達は野良だって言いましたよね?そうであれば、
あなたに“渡さない”という権利はないんですよ。
保護の邪魔ですから、お帰りください」

「何を言う!この子達はアタシの猫だ!」

「じゃぁ、ちゃんと避妊去勢手術をしていただけるんですか?」

「うるさい、あんたにそんなこといわれる筋合いない!帰れ!!」

「あのね、おばさんの猫なら手術して。それにここは、
猫を飼ったらいけない団地なんでしょう。追い出されちゃうから、
助けてと言ってきたのはおばさんでしょう!」

「アンタになんか頼んでないよ、追い出されるくらいなら
あたしの手でこの猫達殺してやる!」・・・

・・・とまぁ、こんな感じ。
ナニワを放棄した、例のオネーサンと、そっくりじゃないですか。

もう相手をするだけ無駄と思い、おばさんは無視して
保護に乗り出す。

すると今度はそのおばさん、持っていたペットボトルを打ち鳴らして、
保護の邪魔を始めたから、さぁ大変。

「逃げろ逃げろ~!こんな女に捕まったら殺されるぞー」
と、猫を追い散らす。

相手にしてもしょうがないので、引き続き無視して猫の先回りをし、
保護を試みる。
元気のいいおばさんだ。今度は私につかみかかり、
ペットボトルで叩いてくる。

ムカーッ。

そういえば、このおばさん、頭に血が上るとカミソリ持ち出すって、
管理組合の人が言っていたそうな。
ちょっと、精神的に何か違っているのかもしれない。

おばさんはきっと、夜まででもしつこく付きまとうだろうと判断し、
仕方ないので管理組合長さんに相談し、おばさんについては
県に入ってもらって何とかするということになり、
猫についてはこちらで、おばさんのいないスキをついて、
数日かけて保護することになった。

本当は、「ご迷惑をおかけしてしまうので、県と組合で猫も何とかします」
みたいな事を言われたのだけど、県が何とかする=処分ということだから、
そこは待ったで、猫に罪はないからということで、
こちらの手で保護するということを承諾してもらった。

そしていったん撤退。
日中はおばさんが監視の目を光らせているので様子を見、
明けて今日、午前3時。改めて保護に向かう。
さすがに、そこそこのお年の人が、この時間まで起きてることはないはず。

急を要する事態なので、とりあえずメス猫から保護することにした。
深夜で静かだった事もあり、数十分のうちに2匹をなんとか保護。
どちらも三毛猫だった。

時計が4時を回って、お年をめされた方ならそろそろお目覚めかもと思い、
ひとまず帰宅・・・したのが、先ほど、午前4時30分すぎ。
動物病院が開いたらすぐに、避妊手術の予約を取ります。


帰ったら、夜中にもかかわらず、ワンコとニャンコがお出迎えしてくれました。
思わず、

「もうやだ。おねぇちゃん、疲れたよー」

誰もいない、私には、一緒に闘ってくれる人が、、、
そんな弱音が出てくるなんて、疲れてるのかな。


保護はまだ続く。
もうすぐ夜が明けます。

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