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馬上の楽園
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DATE: 2010/05/12(水)   CATEGORY: 息吹
偉大なる母
生後5日目にして、なんと子馬はもう歯が生えはじめましたヽ(゚Д゚)ノ

そのせいか、しきりに放牧場の青草や雑草を口に入れてみたり、息吹の飼い桶に顔を突っ込み、飼葉をかき回して「いたずら」してみたり。

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息吹はどうしたのかというと…

母親を押しのけんばかりの子馬の顔を、自分の顔でグイ!と押しのけ、強制退去させました(^^;

自然な状態では子馬は10ヶ月~1歳くらいで乳離れし、2歳で独り立ちをしますが、それまでの間に母親から馬としてのマナーを教わっていきます。ただ離乳までは、母馬はあまり子馬を「叱る」ということもなく、基本的には子馬の甘えを受け入れ、「密着ベタベタ」も許します。

息吹も、「叱る」という感じではなく、邪魔だからどけた、そんな感じでした。でも同時にそこには、確固とした息吹の意思というか威厳というか、「どきなさい」というはっきりとしたメッセージがありました。

もちろん?子馬もめげてはいませんでしたので(笑)、そんなやりとりが2度、3度。

ただほのぼのしているのでもなく、かといってガチガチなのでもない。
甘えは許されているけれど、境界線が曖昧になっているのとは違う。



野生では、子馬は2歳になると、牝馬は母親から、牡馬は父馬(群れのボス)から、しつように追い回され、激しい威嚇攻撃をされ、群れから追い出されます。それが馬の自然な「独り立ち」の儀式。

これから息吹がどんな「子育て」を見せてくれるのか。
そこから学べることは、きっと計り知れず、どんな「ホースマンシップ」でも語られていない、究極の真理であるような気がしています。


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